本記事は「ワークフロー作成(項目抽出)」や「項目抽出」にて作成したワークフローが対象です。
はじめに
CSVダウンロード後に、「読み取る位置が違う」「別の文字に加工して出力したい」などの課題がある場合は、ワークフローのチューニングを行ってみましょう。
以下の動画では、基本的なチューニング方法について解説しています。(音声あり)
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💡AIチャットボットもご活用ください お困りの際は、画面右下の「?」アイコンもご利用ください。 |
詳細なチューニング方法は、以下にてご紹介します。
AIにルールを指示して、精度を上げる(追加指示)
AI対して、読み取るルールを指示することで、読取精度を上げることができます。
主に、「入力ルールがある」「値が決まっている」「位置に規則性がある」といった項目を読み取る場合は、追加指示が有効です。
A. 項目に入力ルールがある場合
項目の値に一定のルールがある場合は、追加指示にルールを明記してください。
例)登録番号
読み取る値の例
T1247564894612
追加指示の記入例
Tから始まる13桁の数字が登録番号です。
例)製品コード
読み取る値の例
123456-789 223574-003
追加指示の記入例
製品コードは6桁と3桁の数字で構成されます。 間にハイフン(-)を入れてください。 例:123456-789
B. 項目の値が決まっている場合
入力される値の候補が決まっている場合は、候補を追加指示に明記してください。
例)保険種別
追加指示の記入例
保険種別には「協会」「国保」「組合」のいずれかが入力されます。
例)口座種別
追加指示の記入例
口座種別には「普通」「当座」のどちらかが入力されます。
C. 項目の位置に規則性がある場合
対象項目の近くに固定の文字列があるなどの「規則性」がある場合は、追加指示にヒントとして記載してください。
例)宛先会社名
追加指示の記入例
"御中"の前に記載された会社名が宛先会社名です。
読み取る場所を修正して、精度を上げる
以下の工夫をすることで、読み取る場所の精度を上げることができます。
- 例)項目名はなるべく帳票上の表記に合わせる
- 例)項目の並び順をなるべく帳票上の出現順に合わせる
- 例)項目名を帳票上の表記と統一する
- 例)紛らわしい項目を新しい項目として定義する
- 例)帳票上に名称の項目が2つある場合は、「セルへの出力指示」を活用する
文字を加工して出力する
「データ加工」を使うことで、読み取った文字を特定の処理ルールで変換して出力できます。
以下にて、具体的な設定方法をご紹介します。
💡よくある設定はこちら💡 |
日付表記の形式を統一・変換したい
- 例)日付形式「2021-7-20」や「2023年12月13日」を「yyyy/MM/dd」に統一する
- 例)「yyyy-mm-dd」だけを「yyyy/mm/dd」に変換する
- 例)「yyyy年mm月dd日」だけを「yyyy/mm/dd」に変換する
- 例)「R6.7.5」を「yyyy/MM/dd」に変換する
- 例)別々に読み取った「令」「3年7月20日」を「2021/7/20」にする
- 例)別々に読み取った「令」「3」「7」「20」を「2021/7/20」にする
- 例)西暦が無い表示に西暦を記載する(「7月18日」→「2024年7月18日」)
- 例)「2024/14/35」を読み取ったら「存在しない日付」と出力する
特定の記号を削除する
- 「@」を削除する
- カンマ(,)を削除する
- 文字列の先頭/末尾のスペースを削除する
- 文字列の間のスペースを削除する
- ドルマーク($)を削除する
- 円マーク(¥)を削除する
- 特定の記号「. * + ? | ( ) [ ] $ ^ \」を削除する
- 小数点(.)を削除する
- 小数点(.)と小数点以下の数字を消す
小数点やカンマを処理する
-
下3桁の数値の前の「,」(カンマ)を「.」(ピリオド)に変換
- 例)1,000,000→1,000.000
-
特定の桁数毎に特定の文字列を挿入
- 例)1000000→1,000,000
-
特定の桁数で小数点を打つ
- 小数点が2桁になるようにしたい
-
小数点以下を削除する
- 例)123.45→123
-
小数点以下を減らす
- 例)123.45678→123.4
半角文字と全角文字を統一する
-
住所を「全角文字」で統一する
例)
3丁目8−12 渋谷第一生命ビルディング 4階 AI inside 株式会社
↓
3丁目8−12 渋谷第一生命ビルディング 4階 AI inside
部分一致した単語を置換する
完全一致した単語を置換する
- 例)「abc」を「xyz」に置換
- 例)「AI inside」に完全一致した文字列を「AI inside 株式会社」に置換
- 例)「-」と読み取ったら「値なし」に置換し、「-0.02」と読み取った場合は「-0.02」のまま出力
別の値で上書きする
あらかじめ登録した単語に変換する
- 銀行コードを銀行名に置換する
- ユーザ辞書に登録している文字列と一番近い文字列に補完する
複数の文字を1つの文字に結合する(マージ)
- 読み取った値を1つの文字列に結合する
- 数字だけを読み取って、日付などの形式として出力する
※完成した文字列以外をCSVに出力したくない場合は以下をご参照ください。
CSV出力時に不要な列を削除することはできますか?
1つの文字列を複数に分割する
- 特定の文字の前後で分割して、別々の列に出力したい
- 特定の桁数で分割して、別々の列に出力したい
- 文字の間に特定の記号を入れたい
小数点の桁数を調整する
- 指定した桁以上の数値のみ出力する
- 小数点以下を削除する
- 小数点以下を減らす
整数の桁数を調整する
- 数字の桁数を揃える
- 整数の桁を減らす
特定の条件の時だけ出力する
データ加工の「条件付き加工設定」を使うことで、特定の条件時に文字の加工を行うことができます。
ご利用例)
- 入力の有無で出力を出し分けたい
- 2つ以上チェックがある時にエラー「有」と出力したい
- 末尾が指定した文字以外の場合に「記入間違い」と出力したい
- 指定した文字が含まれていない場合は「対象外」と出力したい
- 商品名が空の行を削除したい
- 個数または金額のいずれかが空白の行を削除したい
- 「合計」の記載がある行を削除したい
- 「abcdef」から「cd」だけ切り出したい(2~4文字目までを切り出す)
- 「abcdef」から「abc」だけ切り出したい(先頭~3文字目までを切り出す)
-
「abcdef」から「def」だけ切り出したい(末尾~3文字目までを切り出す)
誤読を自動で修正する
読み取る内容が事前に判明している場合は、ユーザ辞書に正しい内容を登録し、辞書変換(OCR補正設定) を使うことで、誤読を自動的に補正することができます。
例)「株式会社第二オフィス産業」を「株式会社第三オフィス産業」と誤読した場合に、あらかじめユーザ辞書に登録していた「株式会社第二オフィス産業」を出力する。詳細は「誤読を自動で修正できますか?」をご参照ください。
誤読を手動で修正する
データチェック画面にて、読み取り結果を直接手動で修正することができます。
デフォルトではOFFのため、以下の画面から「適用」をクリックしてください。
詳細は「データチェックに関する詳細な解説」や「データチェックを行う手順(通常チェック)」をご参照ください。