文字列変換(部分一致)
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読み取った文字列の一部を任意の文字列に変換します。
- 検索する文字列を含む列を入力列として指定します。
- 出力列を指定します。
- [変換対象文字列]に検索したい文字列を設定します。
- [変換後文字列]に置換後の文字列を設定します。
変換例: 変換対象文字列 = "@" 変換後文字列 = "-" 出力値 = "012@345@678" → "012-345-678"
下記の記号をパラメータに使用する場合は、記号の前に\(バックスラッシュ)をつけていただく必要があります。(例えば * であれば \* )
該当の記号: . * + ? | ( ) [ ] $ ^ \
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文字列置換(完全一致)
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読み取った文字列全てを(セル単位で)任意の文字列に置換します。
- 検索する文字列を含む列を入力列として指定します。
- 出力列を指定します。
- [置換前文字列]に検索したい文字列を設定します。
- [置換後文字列]に置換後の文字列を設定します。
変換例: 置換前文字列 = "abc" 置換後文字列 = "xyz" 出力値 = "abc" → "xyz"
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全角半角変換
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英数字、記号、カタカナを「全角→半角」または「半角→全角」に変換します。
- 変換をしたい列を入力列として指定します。
- 出力列を指定します。
- [変換方式]で、全角→半角または半角→全角を選べます。
変換例: 変換方式 = 全角→半角 入力値 = "アァ〜$" 出力値 = "アァ~$"
変換方式 = 半角→全角 入力値 = "aAあア-" 出力値 = "aAあアー"
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関連リンク:データ加工設定の全角半角変換について、旧UIとNew UIの違いを教えてください。
文字列切出し(先頭)
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読み取った文字列の先頭から指定位置までを切り出します。
- 切り出したい文字列がある列を入力列として指定します。
- 出力列を指定します。
- [切出したい文字列の先頭からの文字数]には切り出したい文字列の先頭からの文字数を設定します。
変換例: 切出したい文字列の先頭からの文字数 = 3 出力値 = "abcdef" → abc"
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関連リンク:データ加工設定の全角半角変換について、旧UIとNew UIの違いを教えてください。
文字列切り出し(任意)
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読み取った文字列の一部を切り出します。
- 切り出したい文字列がある列を入力列として指定します。
- 出力列を指定します。
- [開始位置]には切り出したい文字列の1つ手前の文字の先頭からの文字数を設定します。
- [終了位置]には切り出したい文字列の末尾の文字の先頭からの文字数を設定します。
変換例: 開始位置 = 2 終了位置 = 4 出力値 = "abcdef" → "cd"
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文字列切り出し(末尾)
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読み取った文字列の末尾から指定位置までを切り出します。
- 切り出したい文字列がある列を入力列として指定します。
- 出力列を指定します。
- [切出したい文字列の末尾からの文字数]には切り出したい文字列の末尾からの文字数を設定します。
変換例: 切出したい文字列の末尾からの文字数 = 3 出力値 = "abcdef" → def"
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文字列挿入
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指定した列に任意の文字列を挿入します。
- 出力列を指定します。
- [文字列]に出力したい文字列を設定します。
出力例: 文字列 ="abc" 出力列Aの値 = "abc"
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ファイル名出力
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指定した列に読み取った帳票のファイル名を出力します。
出力例: ファイル名 = "abc.png" A列の出力値 = "abc.png"
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文字列フォーマット
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読み取った値の前後に指定した文字列を追加します。
- 入力列にフォーマットに組み入れたい列を指定します。1列でも複数列でも指定できます。
- 出力列を指定します。
- [フォーマット]に入力データと追加したい文字列を指定します。入力列に設定された番号{1}、{2}、{3}・・・を変数として記入し、前後に追加挿入したい文字列を書きます。
- 指定した入力列が全て空の場合に処理を実行しない場合は、[読取結果が全て空の場合は加工処理しない]をチェックします。
変換例: 入力列=A列、B列、C列 フォーマット={1}年{2}月{3}日 読取結果=A列:2021、B列:10、C列:23 出力結果=2021年10月23日
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チェックボックス変換
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チェックボックスの判定結果(チェック有り:1、チェック無し:0)を指定した文字列に変換して出力します。
- 入力列に対象のチェックボックスのグループの列を全て指定します。
- [出力する文字]欄でチェックがあった際に出力したい文字列を指定します。
- 出力列を指定します。
- 選択されるべきチェックの数の上限を指定して、超えた場合にエラーメッセージを出力することもできます。
- チェックが1つも入らなかった場合にエラーメッセージを出力することもできます。
変換例1: 入力列=A列:普通、B列:当座 読取結果=A列:0、B列:1 出力結果=当座
変換例2: 入力列=A列:普通、B列:当座 読取結果=A列:1、B列:1 出力結果=普通,当座 (この例の場合、選択数の制限を[1個まで]とするとエラーメッセージを出力することもできます)
変換例3: 入力列=A列:普通、B列:当座 読取結果=A列:0、B列:0 出力結果=(空白) (この例の場合、[選択肢がない時エラーを出力]を選んでおくとエラーメッセージを出力することもできます)
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マージ
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読み取った値を結合して出力します。
- 入力列に結合したい順番で列を指定します。1列だけも指定できます。
- 出力列を指定します。
- もし結合する際に間に文字列を挿入したい際は[結合文字列]で指定します。
変換例: 入力列=D列、E列 結合文字列=- 読取結果=D列:1234、E列:5678 出力結果=1234-5678
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ユーザ辞書置換
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入力列の値がユーザ辞書の参照キーと完全一致する場合、指定した辞書データの値を返します。
- 入力列に辞書による置換をしたい列を指定します。
- 出力列を指定します。
- 適用したい辞書を選択します。辞書の登録については「ユーザ辞書 」をご参照ください。
- ユーザ辞書では1つの参照キーに対して値(置換後の文字列)を3つまで持てるため、出力したい値を選択します。
変換例:
入力列=E列
読取結果=12345
出力したい辞書の値=値2
辞書項目=参照キー:12345、値1:イチゴ、値2:300g、値3:栃木県
出力結果=300g
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日付フォーマット
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日付形式の読取り結果を「出力フォーマット」で選択したフォーマットに変換できます。西暦を他のフォーマットの西暦表示に変えたり、和暦↔西暦の変換にも利用できます。
- 入力列に変換をしたい列を指定します。
- 出力列を指定します。
- 入力フォーマットは[規定のフォーマット]または[直接入力]を選べます。
- [規定のフォーマット]の内容は出力フォーマットのプルダウンメニューに表示されているフォーマットとなります。
- [直接入力]ではyyyy、mm、ddなどの要素の順番を変えたり、間に入る文字を自由に指定することもできます。
- 出力フォーマットはプルダウンメニューから[規定のフォーマット]のどれかを選択または[直接入力]を選んで設定します。
- 入力・出力のどちらの直接入力でもEEE(英語の曜日3文字、例:Wed)、MMM(英語の月3文字、例:APR)、GGGG(元号)などの数字以外も指定できます。( SimpleDateFormatに対応)
変換例: 入力列=G列 出力列=G列 入力フォーマット =規定のフォーマット 出力フォーマット=yyyy-MM-dd 読取結果= "2022年3月21日" 出力結果= "2022-03-21"
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指定文字列による分割
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読取範囲で読取った文字列を、指定した文字列で分割して出力します。
- 入力列に分割したい列を指定します。
- 分割した項目の出力列を複数指定します。
- 分割文字列を指定します。
変換例: 入力列=A列 出力列=A列、B列 読取結果=aabcc 分割文字列=b A列出力結果=aa B列出力結果=cc
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改行文字削除
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出力対象CSVののセルをチェックして、改行文字があるとき除去します。
- [セル指定]で処理対象を全てのセルとするか、指定して列のセルにするかを選べます。
変換例: セル指定=指定なし(全てのセルに適用) A列(入力列): a → abc bc
B列(入力列): xy → xyz z
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トリム
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読取結果の先頭または末尾にスペースが入っていた場合、取り除いて出力します。
- 入力列にトリムをしたい列を指定します。
- 出力列に処理結果を出力する列を指定します。
変換例: 入力列=A列 出力列=A列 読取結果="abc "(末尾にスペース有り) 出力結果="abc"
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1セル入力
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選択した入力列のセルのうち、1セルのみ値が入力されている場合(他の列のセルは空白)、入力値を指定した列に出力します。 選択した列で2セル以上に値が存在する場合は処理は実行されません。
- 入力列に入力の有無を確認したい列を選択します。
- 出力列に値を出力する列を指定します。
変換例: 入力列=C列、D列、E列 出力列=A列 読取結果=C列:(空白)、D列:渋谷、E列:(空白) 出力結果=A列:渋谷 (もし、C列またはE列に値がある場合は、A列に変化は起きません)
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年齢
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指定したセルに記載された生年月日から年齢を算出し、出力列に算出した年齢を出力します。
- 入力列で生年月日が記載されている列を選択します。
- 出力列に年齢を出力する列を指定します。
- 入力フォーマットの[規定のフォーマット]には、和暦の元号y年M月d日、西暦のyyyy年MM月dd日や、yyyy/MM/dddd、yyyy-MM-ddddなどの記載が想定される日付フォーマットが含まれていますが、年月日の順番、前後や間の文字が特殊な場合には[直接入力]で指定もできます。(SimpleDateFormatに対応)
変換例: 入力列=G列 出力列=G列 読取結果=1990年10月10日 処理実行日=2022年1月25日 出力結果=31
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表データへ変換
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範囲分割で読取設定をした表形式の項目を、表形式のままCSVに出力する変換をします。複数の表形式項目を1つの表に連結して出力することもできます。
※「全列に前行コピーを適用」にチェックを入れると、表以外の項目を明細行分コピーすることができます。
- 範囲分割で読取設定をした項目を入力列として選択します。
- プラス(+)ボタンから 複数の表を追加指定することで、複数の表を縦につなげることもできます。
- 表の各列をCSVの出力列に割り当てます。
- 割り当て先の出力列が足りない場合は、左側の「CSV出力先設定」の[列を追加]をクリックして列を追加します。
変換例: 入力列 = C列 (例:範囲分割で指定した6列x3行の表形式項目)
出力列: 1列目 = D列 2列目 = E列 3列目 = F列 4列目 = G列 5列目 = H列 6列目 = I列
CSV出力例:

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列データへ変換

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入力列で指定した項目を縦1列に並べてCSV出力する変換をします。
複数の単独項目を連結して1列に出力するだけの場合は、本データ加工でも表データへ変換でも可能ですが、表形式(N列xN列)の項目を縦1列に出力したい場合は本データ加工を利用します。
※「全列に前行コピーを適用」にチェックを入れると、対象の列以外の項目を明細行分コピーすることができます。
- 列データに変換をしたい項目を入力列として指定します。
- プラス(+)ボタンで複数の項目(表形式を含む)を指定できます。
- 出力列を指定します。
変換例: 入力列 = C列 (例:範囲分割で指定した3列x3行の表形式項目)
出力列 = C列
CSV出力例:

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ゼロ埋め
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読取結果を指定した桁数で揃えるために、任意の1文字で先頭または末尾を埋めます。
- 対象列を[入力列]で指定します。
- 出力したい列を[出力列]で指定します。
- [追加位置]で先頭または末尾のどちらを埋めるかを指定します。
- [指定桁数]で桁数を登録します。
- [埋める文字]を指定します。
変換例: 入力列 = A列 出力列 = A列
追加位置 = 先頭
指定桁数 = 12
埋める文字 = 0
読取結果 = 123 出力結果=000000000123
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前行コピー
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入力列で設定した列の1行目の内容を、他の
列の最大行分の行数に合わせて出力列にコピー
します。
変換例:
<1列のみ指定する場合>
指定列=A列
<複数の列を指定する場合>
指定列=A列、B列...
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