読取チェック画面では読取結果を目視でチェックすることができます。
- 読取後にデータ化が完了すると、読取ユニットに[読取チェック]が表示されますので、クリックします。
- 読取チェック画面では、画面左に帳票全体、右に各読取範囲の画像と読取結果が表示されます。各読取範囲は帳票定義画面で設定した順に並びます。上部のタブで通常項目と明細項目に分かれます。
※読取チェック画面で帳票が斜めになってしまう場合は、回転補正設定を「OFF」にすると改善する可能性があります。
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読取チェック画面では、実際の画像に対してOCR結果が正しいかをチェックして、もし間違っている場合は修正をすることができます。
正しい場合は、テキストボックスにカーソルを合わせてキーボードのEnterキーを押します。チェックが済むと右端に✔マークがつきます。
もし読取結果が間違っている場合は、テキストボックス内でテキストを入力し直してからEnterキーを押します。
- 明細項目が読取対象になっている場合は、画面右上の[明細項目]タブをクリックすると明細項目が表示され、読取チェックができます。
- 最後のページの最後の項目をEnterキーでチェックすると、読取チェック完了メッセージが表示されますので、[ユニット一覧へ戻る]をクリックします。
<データチェック結果保存タイミング>
- 画面右上「保存する」を押下
- 画面右上「保存して閉じる」を押下
- 画面右下「すべて確定して次へ」を押下
- 画面左上「キャンセル」を押下後「保存して移動」を選択
- 画面左下「前の帳票へ」を押下後「保存して移動」を選択
- 画面左上「一括チェック」を押下後「保存して移動」を選択
- 画面中央下「◯/ ◯枚」→「任意のページ」押下後「保存して移動」を選択
ワークフローの[データチェック]でダブルチェックまたは項目別設定で2回以上のチェック回数を設定した場合は、2回目以降の読取チェックを行います。
複数回の読取りチェックの結果が異なる場合は、自動的に差分を検出しますので、[コンペア]に進んでください。
また、複数名による同時作業をして読取チェックを行う場合、通常チェック画面にて、データチェックの進捗によりそれぞれ以下のような画面が表示される場合があります。画面右上の「閉じる」ボタンをクリックし、Intelligent OCRホーム画面に戻ってください。
<全てのデータチェックが完了している場合>
<一部のデータチェック作業が完了していない場合>
【例】
1回目のデータチェック担当:ユーザA
2回目のデータチェック担当:ユーザB
読取チェックの帳票数:10枚
チェックの進捗:
・ユーザA
1~8枚目の帳票チェックが完了
・ユーザB
読取チェック作業は未開始
ユーザAが間違ってユーザBの読取チェック画面に入った場合、1~8枚目のチェックはユーザAが既に実施しているため、以下のような画面が表示されます。
※ 9枚目~10枚目はユーザAが1回目のデータチェックをまだ行っていないため、ユーザBの読取チェック画面でもデータチェック作業を行うことができます。