本記事で分かること
- DX Suite の項目抽出における指示が、意図せず他項目に影響する原因
- 指示の適用範囲を限定するための設定方法
- 指示で完全な制御が難しい場合の対処法
よくあるケース
DX Suite の項目抽出で、旧字体から常用漢字への変換指示や、日付フォーマットのカスタマイズ指示などを設定した際に、意図しない他の項目まで影響を受けてしまうケースがあります。
解説
原因
DX Suite の読取処理は、帳票全体の文脈を考慮して設計されています。
そのため、項目抽出で指定する指示が、単独の項目指定に限定されず、帳票内の関連する他の項目にも影響を及ぼすことがあります。
発生条件
DX Suite の項目抽出で、項目名に括弧書きの指示を指定する場合に発生する可能性があります。
設定方法
指示の適用範囲を限定するには、以下の方法をお試しください。
- 項目抽出の設定画面を開きます。
- 指示を設定したい項目を選択し、項目名に括弧書きの指示文言を編集します。
- 指示文言に対象となる項目名を具体的に明記します。
例:「修了日のみ」のように、対象項目を特定するキーワードを含めます。 - 設定後、実際に帳票を読み取り、読み取り結果から以下の点を確認してください。
- 設定した括弧内の指示が対象項目に限定されているか。
- 指示の影響範囲が許容できる範囲に収まっているか。
【補足】
- 指示書きの粒度を粗くするよりも、詳細に特定する方が効果的です。
- 完全な制御は保証できないため、必要に応じて後続のデータ加工で修正をご検討ください。
補足
帳票の内容や構成、読み取り対象項目によって挙動は異なるため、すべてのケースで完全な制御はできません。
高度なフォーマット統制が必要な場合は、DX Suite と連携した後のデータ加工や、ワークフロー内で制御する方が安定した運用が期待できます。