本記事で分かること
- DX Suite の項目抽出機能で、空欄の項目に隣の項目が出力される原因が分かります。
- 追加指示の調整による改善方法が分かります。
- 読取特徴の変更による改善方法が分かります。
- 上記で改善しない場合のサポートへの依頼方法が分かります。
よくあるケース
- サンプル帳票の「単価」欄が空欄なのに、隣の「金額」欄の値が出力されます。
- 明細行で複数列が並んでいる帳票で発生します。
<サンプル帳票>
解説
原因
- AIが隣接項目の値を補完してしまうことがあります。
- 追加指示が不十分で、空欄時の挙動が明示されていない場合に発生することがあります。
発生条件
DX Suite(クラウド版)の項目抽出機能で、明細行の特定項目が空欄の場合に発生します。
設定方法
項目抽出機能で空欄の項目に隣の項目が出力される場合、以下の方法をお試しください。
- 項目の追加指示に「空欄の場合は空で出力し、隣の項目の値は出力しない」旨を明記します。
例:
"単価"は"単位"と"金額"の間にある枠内に記載されています。
"単価"の枠内に文字列が存在しない場合は、空で出力してください。
"金額"の枠内にある文字列を"単価"に出力しないでください。 - 読取特徴を「汎用読取」または「日本語特化読取」に変更して検証します。
「確認してほしいポイント」:読取特徴の設定が「汎用読取」または「日本語特化読取」のどちらになっているかご確認ください。 - 追加指示を調整しても改善しない場合は、設定ファイル(XML)と帳票をサポートへ送付し、検証を依頼してください。
補足
- 読取特徴を変更すると、他項目の読取精度に影響する可能性があります。変更後は他の項目についても精度をご確認ください。