本記事で分かること
- DX Suite の読取条件「氏名」におけるスペース位置誤認識の課題と原因
- スペース位置の誤認識を軽減するための設定調整方法
- 完全な精度改善が難しい場合の代替対応策(項目抽出とデータ加工)
よくあるケース
「読取範囲の指定」で、氏名カナ欄を読取条件「氏名」で読取した際に、姓と名の間に半角スペースを入れる必要があるにもかかわらず、スペースが不適切な位置に挿入されてしまうことがあります。
原因
読取条件「氏名」において、AIによる姓・名分割推定ロジックがマス罫線や文字数に影響され、誤った位置にスペースを挿入してしまうことが原因です。
設定方法
氏名カナ欄のスペース位置誤認識に対する対応方法は以下の通りです。
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読取範囲を罫線ぎりぎりに調整する
読取範囲に余白が含まれていると、誤認識の原因となることがあります。読取範囲を罫線の内側に、文字が収まるぎりぎりの位置に調整してください。 -
読取条件を「氏名」から「活字(1行)」に変更する
「氏名」ではAIが姓・名を分割しようとしますが、「活字(1行)」に変更することで、入力された文字をそのまま1行の活字として認識します。「活字(1行)」はスペースも認識できます。 -
項目抽出で姓・名を分けて読取し、データ加工で半角スペースを挿入する
上記1、2の方法で改善が難しい場合は、姓と名をそれぞれ別の項目として「項目抽出」で読み取ります。
その後、データ加工機能「マージ」を利用して、姓と名の間に半角スペースを挿入する処理を設定してください。
項目名の設定例
・氏名カナ_姓
・氏名カナ_名
・氏名_姓
・氏名_名
補足
- 「氏名」モデルにおいては、AIによる判定のため、スペース位置の完全な精度改善は難しい場合があります。