よくあるケース
例)「読取範囲の指定」にて、以下が発生してしまう
- 直径を表す記号「Φ(ファイ)」を「0(ゼロ)」に誤読してしまう
- Φ(大文字)をφ(小文字)と誤読してしまい、統一されない
解説
1. 直径を表す「Φ(ファイ)」を「0(ゼロ)」に誤読してしまう場合の対処法
読取条件「全ての文字」「全ての文字(1行)」をご利用の場合は、「活字」もしくは、1行記載が想定される場合には「活字(1行)」に変更して、読み取りをお試しください。
読取精度が向上するケースがあります。
2. Φ(大文字)をφ(小文字)と誤読してしまう場合の対処法
読取条件「全ての文字」「全ての文字(1行)」をご利用の場合は、「活字」もしくは1行記載が想定される場合には「活字(1行)」に変更して、読み取りをお試しください。
読取精度が向上するケースがあります。
上記で改善しない場合は、データチェックにて大文字に修正いただくか、データ加工「文字列変換(部分一致)」でどちらかの記載に統一する運用をご検討ください。
ご利用のヒント
項目によって、読取結果に出力された文字のフォントが異なるケースがあります。
DX Suite では、同じフォント、同じ文字であっても、読取範囲のサイズや読取範囲内の罫線の有無、また、文字の濃淡によっても読取結果が異なる場合があります。
項目によって、読取範囲枠のサイズが同じくらいの大きさであるか、文字の濃淡に差がないかどうかなど、ご確認ください。