以下のようなチェックボックス(普通/当座)を読み取って、チェックボックスの内容に応じてCSV出力を変更する設定方法について解説します。
設定の概要
- まず、読取範囲の指定にて、「チェックボックスがどこにあるか」を指定します。
- 「チェックが入ったら何を表示するか」「どちらにもチェックが入ったら何を表示するか」「どちらにもチェックが無い場合は何を表示するか」を決めます。
- 不要な列を非出力にし、必要な結果だけをCSVに表示します。
設定例
預金種目のチェックボックスに対して、以下の4パターンに応じて出力内容を出し分けする
- パターン1:普通に〇あり、当座に〇なしの場合、A列に「普通」と出力する
- パターン2:普通に〇なし、当座に〇ありの場合、A列に「当座」と出力する
- パターン3:普通に〇なし、当座に〇なしの場合、A列に「※未記入」と出力する
- パターン4:普通に〇あり、当座に〇ありの場合、A列に「※双方に〇」と出力する
Step.1 | 読取範囲の設定 |
Step.2 | データ加工設定>列を追加 |
Step.3 | データ加工設定>チェックボックス変換 |
Step.4 | データ加工設定>列の非出力 |
Step.1 読取範囲の設定
以下のように読取範囲を設定します。
普通:「範囲を追加」で読取範囲を設定します。読取範囲指定を「チェックボックス(専用)」に指定します。
当座:「範囲を追加」で読取範囲を設定します。読取範囲指定を「チェックボックス(専用)」に指定します。
Step.2 データ加工設定>列を追加
データ加工設定の「列を追加」をクリックし、CSVヘッダー名を預金種目と入力します。
※以降はリストビューでの設定方法を解説します。テーブルビューでも同様に設定可能です。
Step.3 データ加工設定>チェックボックス変換
以下のように「チェックボックス変換」を設定します。
例)
- 入力列
- B列に出力する文字列:普通
- C列に出力する文字列:当座
- 出力列:A列
- 選択数の制限:1個まで
- 選択数の制限を超える場合の出力:※双方に○
- 選択がない時エラーを出力:☑️を入れる
- 出力するエラーメッセージ:※未記入
Step.4 列の非出力
「列の非出力」で出力したい最後の列をAと選択します。
以上で設定は完了です。
CSV出力イメージは以下となります。