本記事で分かること
- 電話番号などの表記ゆれを、データ加工を使って統一する方法
よくあるケース
例)記入者によって書き方が統一されていない電話番号の表記を、ハイフンやカッコを削除した、数字だけの状態で出力したい。
<帳票上の記載>
TEL(03)1234‐5678
(03)1234‐5678
03‐1234‐5678
045‐123‐4567
↓
<CSVで出力したい記載>
0312345678
0312345678
0312345678
0451234567
設定方法
電話番号を数字のみ出力する方法は、以下2つの方法があります。
1.読取条件を「数値」で読み取る方法
2.データ加工「文字列変換(部分一致)」で正規表現を使用する方法
詳細
方法1:読取条件を「数値」に設定する方法
「数値」を設定することで、数字のみ出力することができます。
※可能な限り数字で読み取るため、数字以外の文字を誤読する可能性があります。
その場合は、以下2の方法をお試しください。
方法2:「文字列変換(部分一致)」で正規表現を使用する方法
読取条件を「全ての文字」や「活字」に設定し、データ加工「文字列変換(部分一致)」にて、「数字以外の文字を削除する」という意味の正規表現設定を設定します。
データ加工「文字列変換(部分一致)」
変換対象文字列
- [^\d]
変換後文字列
- 空白
帳票に合わせて上記いずれかの方法をお試しください。
ご利用のヒント
数字以外に特定の文字を残したい場合も、正規表現で対応できます。
数字とハイフンを残したい場合の設定例は、以下を設定してください。
データ加工「文字列変換(部分一致)」
変換対象文字列
- [^\d-]
変換後文字列
- 空白