2024年8月20日(火)にリリースした内容をお伝えします。
目次
【改善】Few-shot学習にて、参考データとして扱われる帳票の選定条件を追加
参考データの選定条件として、「すべてのデータチェック済みの結果が空白ではない帳票」という条件を追加しました。
これにより、「データチェック済みの結果に1つでも空白の項目がある帳票」は参考データとして扱わないため、Few-shot学習による効果の向上が期待できます。
データ化の結果 | データチェックの結果 | 参考データの対象 | |
1 | 文字あり | 文字あり | ◯ |
2 | 文字あり | 空白 | ✕ |
3 | 空白 | 文字あり | ◯ |
4 | 空白 | 空白 | ✕ |
<変更前>
ユニットを新規作成する時点で、参考データを都度選定します。選定条件は以下を全て満たす帳票です。
- ワークフロー設定と、データチェック済み帳票の項目名・項目数が「完全一致」している帳票
- データチェックが完了したユニット
- 作成時刻が最新のユニット
- ユニット内に複数のページが存在する場合、最後にアップロードされたページを参考データにします。
↓
<変更後>
ユニットを新規作成する時点で、参考データを都度選定します。選定条件は以下を全て満たす帳票です。
- ワークフロー設定と、データチェック済み帳票の項目名・項目数が「完全一致」している帳票
- データチェックが完了したユニット
- すべてのデータチェック済みの結果が空白ではない帳票
- 作成時刻が最新のユニット
- ユニット内に複数のページが存在する場合、最後にアップロードされたページを参考データにします。
本リリースに伴い、「Few-shot学習とは」を更新しました。
その他、軽微な不具合の改修を行いました。
※with DX Suite/with AI inside 製品をご契約の場合は、一部機能が実装対象外となるケースがあります。