2024年8月6日(火)にリリースした内容をお伝えします。
目次
- 【追加】項目抽出にて、新機能「Few-shot 学習」を公開
- 【改善】データチェック(読取チェック)画面の視認性向上
- 【改修】「読取ユニット内の全パーツ画像取得API」における、80000エラーの発生頻度を低減
【追加】項目抽出にて、新機能「Few-shot 学習」を公開
few-shot学習とは、「項目抽出」にて読取精度を向上させるための補正設定です。
データチェック済みの読取結果を参考データとして活用し、次回以降の読取結果を補正します。
従来のように大量のデータが必要な大規模言語モデルの学習とは異なるアプローチとなり、1枚の帳票の読取結果を参考データとして扱います(モデル学習は行いません)。
そのため、企業独自の帳票等の一般的に学習データが少ない帳票において、読取精度の向上が期待できます。
従来の「追加指示」では項目ごとに指示の入力が必要でしたが、few-shot学習は適用をONにするだけで、簡単にご利用いただけます。
詳細は「Few-shot学習とは」をご参照ください。
【改善】データチェック(読取チェック)画面の視認性向上
データチェック画面において、「視認性の向上」と「画面内の表示可能項目数の増加」を目的として以下の改善を行いました。
- チェックマークの表示位置およびカラーの変更
- 読取結果テキストのフォントカラーおよびサイズ変更
- 帳票のパーツ画像および読取結果表示枠のサイズ調整
- その他、軽微な画面デザイン調整
変更前(before)
↓
変更後(after)
【改修】「読取ユニット内の全パーツ画像取得API」における、80000エラーの発生頻度を低減
標準API V2 の「読取ユニット内の全パーツ画像取得API」にて、80000エラーが発生する頻度を低減する改修を行いました。
7月2日のリリース時点から、さらに発生頻度が低減します。
その他、軽微な不具合の改修を行いました。
※with DX Suite/with AI inside 製品をご契約の場合は、一部機能が実装対象外となるケースがあります。