本記事で分かること
よくあるケース
例)
「1.商品名」「2商品名」「3商品名」「4.商品名」のように、数字と商品名の間に点を入れて記入する人と、点を入れずに記入する人がいる。
表記方法が統一されていない状態であっても、データ加工を活用して、数字と商品名が別の列に出力されるように設定したい。
また、「商品名」だけが記載され、数字と点が記入されていない場合は、A列ではなくB列に出力したい。
設定方法
<設定の流れ>
- まず、「.」が含まれていない文字列に「.」を挿入し、全ての文字列を「数字.商品名」の形式に統一します。
- 「.」の前後で文字列を2つに分割します。
- 最後に、A列に数字、B列に商品名を出力します。
<詳細>
1.「文字列変換(部分一致)」で、数字で始まらない項目の先頭に「.」を挿入する
入力列
- A
出力列
- A
変換対象文字列
- ^([^\d])
変換後文字列
- .$1
→これにより、「商品名E」を「.商品名E」に変換します。
2.「文字列変換(部分一致)」で、数字と項目名の間に「.」が無い場合は「.」を挿入する
入力列
- A
出力列
- A
変換対象文字列
- (^[\d]{1,2})(?!\.)([^\d])
変換後文字列
- $1.$2
→これにより「2商品名B」や「3商品名C」を、「2.商品名B」「3.商品名C」に変換します。
3.「指定文字列による分割」で、「.」を境目に分割して、A列・B列に出力する
入力列
- A
出力列
- A(数字を出力したい列)
- B(商品名を出力したい列)
分割文字列
- .
→これにより、数字をA列に、商品名をB列に出力します。
ご利用のヒント
数字と商品名の間に「、」や「@」など他の文字がある場合は、「、」や「@」を「.」へ変換する「文字列変換(部分一致)」を設定してください。