本記事では、データチェック方法の選び方と、フィルターの初期設定を変更方法を解説します。
データチェック方法の選択
ワークフロー編集画面の左側の[データチェック]の[適用]をクリックすると、データチェック方法を選択できます。適用しない場合はOCR結果の目視チェックをしないワークフローとなります。
シングルチェック:全項目に対して目視チェックを1回実施します。
ダブルチェック:全項目に対して目視チェックを2回実施します。
項目別設定:項目ごとにチェック回数(1回~3回)と、チェック方法([読取チェック]、[OCRのみ]または[手入力])を設定します。
ダブルチェックおよび項目別設定で2回以上のチェック回数を設定すると、チェック結果が1回目とそれ以降で異なる場合は、コンペアでチェック結果が自動比較されます。 |
項目別設定の詳細
- 項目別設定の上にカーソルを合わせると表示される[設定画面へ]をクリックします。
- 設定画面で項目ごとにチェック回数とチェック方法を選択します。
- [読取チェック]はOCRされた文字列を目視チェック&修正する場合に選びます。
- [OCRのみ]を選ぶとOCRされた文字列は読取チェック画面に表示されません。1回目チェックは[OCRのみ]、2回目以降は[読取チェック]などとする場合に選びます。
- [手入力]はOCRをしないでチェック画面で手入力をする場合に選びます。
- 上部の「すべてチェック」と「すべて手入力」をクリックすると全項目を同じ設定にできます。
- 1回目チェックで何も選ばない場合は、その項目は読取チェック画面に表示されません。(CSVには出力されます)
- 設定が終わったら右上の[保存して閉じる]をクリックします。
フィルター設定
AI-OCRの読取結果には、AIによる信頼度の判定結果が補足情報として含まれます。その情報を「高」、「中」、「低」の3段階の精度情報としてチェック画面の各読取結果の左端の色で表示します。
ご注意:「高」、「中」、「低」の3段階の精度情報はAIによる数値を元にしているため、人の目で確認したときの感覚とは異なる判定結果となることがあります点をご理解願います。 |
フィルターの初期設定を変更する方法
デフォルトでは全ての項目をチェック画面で表示します。「高」をフィルターして(非表示にして)「中」と「低」だけを目視チェックをしたり、「低」だけをチェックしたい際に初期設定を変えることができます。
- 初期設定でフィルターした(非表示にした)項目も、チェック画面の上部にあるボタン操作で表示・非表示をチェック時に切り替えることができます。
※フィルターは一括チェックには適用されません。