「範囲分割」でできること
見積書や請求書などの帳票にて、表形式の明細部分を1つずつ読取範囲枠を設定するのではなく、表部分をまとめて範囲指定することができます。
これにより、簡単な設定で表形式の帳票を読み取ることができます。
※注意※ ▼表としてCSV出力した例
▼1つのセルに縦棒 ( | )で区切られてCSV出力された例
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範囲分割の設定
- 左上の「範囲分割」を選択し、対象の表形式部分を範囲指定します。
- 画面右側に読取範囲の設定情報が表示されますので、表形式の範囲に名前を付けます。
- 次に分割設定を行と列に指定します。以下の例では4行x5列となります。
- 行と列の幅を調整したい場合、左上の「範囲を選択」を選択し、調整をしてください。
- 読取条件を設定します。「全項目に共通設定」または「項目毎に設定」を行うことができます。
※[項目毎に設定]を選択すると、各項目ごとに読取設定をしたり、読取テストを行うことができます。
※[読取テスト開始]をクリックすると対象の読取範囲の読取結果が数秒後に表示されます。1回テストをする度に、課金対象となる1リクエスト分がカウントされます。 - 範囲分割を設定した範囲は、読取チェック画面で分割されて表示されます。
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データ加工設定を適用しない場合のCSVでは1つのセルに縦棒 ( | ) で区切られて出力されます。
データ加工設定による表形式でのCSV出力
範囲分割の読取範囲指定した項目はデータ加工設定を適用することで、見た目通りの表データとしてCSV出力ができます。
以下の例をサンプルにして範囲分割の明細部分を表形式で出力する設定手順を説明します。
- ワークフロー編集画面の左側の[データ加工]の[適用]をオンにして、右上に表示される[設定画面へ]をクリックします。
- データ加工設定の画面が表示されたら、画面右上の[加工設定を追加]をクリックします。
- [加工設定]から[表データへ変換]を選びます。
- 入力列を指定します。(例ではC列が表形式項目)
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表の列(1列目、2列目...)をCSVの出力列に割り当てます。割り当て先の出力列が足りない場合は、左側の「CSV出力先設定」の[列を追加]をクリックして列を追加します。
- 「明細部分」の列は出力不要のため、後ろの列にドロップしてください。
- 出力列を指定します。
- 「列破棄指定」を設定します。
今回はG列までの出力となるため、出力したい最後の列をG列に指定します。 - 全ての列の出力列の割り当てが完了したら、[保存して閉じる]をクリックします。これでデータ加工設定の設定は終了です。
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データ加工を適用した場合のCSV出力は以下のようになります。
また、「全列に前行コピーを適用」にチェックを入れると、以下のように明細表以外の項目が前行コピーをされて、CSV出力も可能です。