見積書や請求書などで表形式の明細部分の読取範囲を指定する際に、表形式エリアをまとめて範囲指定することができます。
読取結果はデータ加工設定の「表データへ変換」を設定することで、そのまま表形式でCSV出力することができます。データ加工設定を使わない場合は、1つのセルに縦棒 ( | ) で区切られてCSV出力されます。
範囲分割の設定
- 左上の[範囲分割]を選んで、対象の表形式部分を範囲指定します。
- 画面右側に読取範囲の設定情報が表示されますので、表形式の範囲に名前を付けます。
- 次に分割設定を行と列に指定します。以下の例では7行x6列となります。
- 読取条件を設定します。全項目、または項目ごとに設定が可能です。
※[項目毎に設定]を選択すると、各項目ごとに読取設定をしたり、読取テストを行うことができます。
※[読取テスト開始]をクリックすると対象の読取範囲の読取結果が数秒後に表示されます。1回テストをする度に、課金対象となる1リクエスト分がカウントされます。 - 範囲分割を設定した範囲は、読取チェック画面で分割されて表示されます。
- データ加工設定を適用しない場合のCSVでは1つのセルに縦棒 ( | ) で区切られて出力されます。
データ加工設定による表形式でのCSV出力
範囲分割の読取範囲指定した項目はデータ加工設定を適用することで、見た目通りの表データとしてCSV出力ができます。
以下の例をサンプルにして範囲分割のC列(明細部分)を表形式で出力する設定手順を説明します。
- ワークフロー編集画面の左側の[データ加工]の[適用]をオンにして、右上に表示される[設定画面へ]をクリックします。
- データ加工設定の画面が表示されたら、画面右上の[加工設定を追加]をクリックします。
- [加工設定]から[表データへ変換]を選びます。
- 入力列を指定します。(例ではC列が表形式項目)
- 表の列(1列目、2列目...)をCSVの出力列に割り当てます。割り当て先の出力列が足りない場合は、左側の「CSV出力先設定」の[列を追加]をクリックして列を追加します。
- 全ての列の出力列の割り当てが完了したら、[保存して閉じる]をクリックします。これでデータ加工設定の設定は終了です。
- データ加工を適用した場合のCSV出力は以下のようになります。
- A列とB列の単独項目は、D~I列の表項目の行数に合わせて、自動的に先頭行がコピーされて出力されます。
- C列(縦棒で区切られた元のデータ)が不要な場合は手順5で出力列をD~I列ではなく、C~H列とC列を上書きする列指定も可能です。