本記事で分かること

• 以下データ加工の活用方法が分かります
  • 前行コピー
  • 表データへ変換
  • 列データへ変換

よくあるケース

例1）表や列形式で読み取った際に、空白になってしまう箇所を埋めたい

→表データ/列データ内の前行をコピーする方法をご参照ください。

例2）表や列に、日付を記載する列を追加したい

→表データ/列データ以外の項目を全ての行にコピーする方法をご参照ください。

解説

例1）表データ/列データ内の前行をコピーする方法

Step.1 帳票定義設定画面で「範囲を分割」を使って、明細表の全体を読取範囲として設定します。

Step.2 データ加工設定画面で以下のように「表データへ変換」を設定します。

Step.3 条件付き加工設定を使って、前行コピーをしたい対象の列に対して、以下のようにルール指定をした上で、「前行コピー」の加工設定をします。

以上で設定は完了です。

CSV出力イメージは以下となります。

例2）表データ/列データ以外の項目を全ての行にコピーする方法

Step.1 帳票定義設定画面で「範囲を追加」を使って、請求日を読取範囲として設定します。

「範囲を分割」を使って、明細表の全体を読取範囲として設定します。

Step.2 データ加工設定画面で以下のように「表データへ変換」を設定し、「全列に前行コピーを適用」にチェックを入れます。

以上で設定は完了です。

CSV出力イメージは以下となります。