本記事では、「全部読取」でワークフローを作成する方法について解説します。
全文読取とは
全文読取とは、ページ内の全ての文字列を一括で読み取るOCR方法です。
「読取範囲の指定」とは異なり、読取範囲の指定を手動で行う必要はなく、簡単に設定することができます。
※他のワークフロー作成方法との違いや、選び方についてはこちらをご参照ください。
※全文読取は、半角カタカナのCSV出力には対応しておりません。
ワークフローの作成方法
ワークフローを作成するには画面左上にある[ワークフロー作成]ボタンをクリックして、ワークフローに任意の名前を付けます。
ワークフロー作成後に特定のフォルダ内に移動することもできますが、最初からフォルダを指定してワークフローを作成することもできます。
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全文読取を選択
読取モデル選択画面で[全文読取]を選びます。
データ結合設定
[結合しない]または[隣接する読取結果を結合する]を選択します。
- 結合しないで左右のスペースの長短に合わせて分割するか、結合するかを選べます。
- 縦書きの文字列を読み取る際は[結合しない]を選択してください。
データチェックの設定(任意)
データチェックの工程を入れる場合は[適用]をクリックして、データチェックをONにします。全文読取ではシングルチェックのみとなります。
アウトプットの設定
出力ファイル名と文字コードを設定します。
出力ファイル名
以下3種類から選択してください。
- アップロードしたファイル名(デフォルト)
- ユニット名(アップロード時に都度入力するユニット名)
- 任意のファイル名(固定のファイル名)
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CSVファイル名にドキュメント名やユーザIDなどを自動取得できる変換タグも用意しています。詳細は下部の「CSVファイル名に使用できる変換タグ」をご参照ください。
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CSVファイル名にドキュメント名やユーザIDなどを自動取得できる変換タグも用意しています。詳細は下部の「CSVファイル名に使用できる変換タグ」をご参照ください。
文字コード
以下2種類から選択してください。
- Shift-JIS(デフォルト)
- UTF-8
設定が完了したら画面右上の[保存して閉じる]をクリックします。
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