この記事では、ワークフロー作成方法の選び方ついて、目的別に解説します。
3つの選び方から、目的に合った方法をご参照ください。
目次
選び方1:フローチャートで簡易的に選ぶ
データの活用方法で簡易的に選ぶ場合は、以下フローチャートをご参照ください。
それぞれのデータ化の詳細については、以下をご参照ください。
選び方2:データ化の特徴から選ぶ
各種データ化の特徴で選ぶ場合は、下図をご参照ください。
※読取範囲の指定の詳細はこちら
※全文読取の詳細はこちら
選び方3:重視したい機能から選ぶ
各種データ化について、詳細な機能をご確認されたい場合は、下記表をご参照ください。
項目抽出 | プリセット(注1) | 読取範囲の指定 | 全文読取 | |
ワークフローの |
読み取りたい項目名を |
あらかじめセットされている読取項目を活用するだけで、設定が完了する | データ化したい部分を1つずつ枠で囲むことで、 読取範囲を指定する | 細かな設定は不要 |
データ化できる 項目数 |
通常項目は最大50項目まで |
セットされている項目を含めて、 最大50項目までデータ化 (任意の項目を追加可能) | 範囲数に制限なし | 文書全体をデータ化 |
データ加工(注2) | 〇 | 〇 | 〇 | × |
セルへの出力指示(注3) | 〇 | 〇 | × | × |
追加指示(注4) | 〇 | 〇 | × | × |
データチェック (シングルチェック) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
データチェック (ダブルチェック) |
× | × | 〇 | × |
データチェック (項目別設定) |
× | × | 〇 | × |
出力書式 | CSV | CSV | CSV | サーチャブルPDF、JSON、CSV |
API の利用 | 一部API にて対応可能 (詳細) |
× | 〇 全文読取API |
|
課金方法(注5) | 読み取ったページごとに課金 | 読み取ったページごとに課金 | 項目ごとに課金 | 読み取ったページごとに課金 |
注1:プリセットの中には、一部「旧モデル」というラベルがついたものが13種類含まれています。旧モデルの場合は、一部機能や課金方式が異なります(詳細はこちら)。
注2:データ加工とは、データ化した文字列を特定の処理ルールに基づいて加工し、CSVに出力する方法です(詳細はこちら)。
注3:セルへの出力指示とは、データを抽出する方法をAI に指示する記述です(詳細はこちら)。
注4:追加指示とは、読取精度を向上させるためにAI に指示する記述です(詳細はこちら)。
注5:詳細は価格表をご確認ください。
項目抽出、プリセットの読取精度を改善したい場合
項目抽出・プリセットでデータ化した後、読取精度を改善したい場合、以下のご対応で精度が改善される可能性がございます。
- フォーマットが統一されている帳票(定型):「読取範囲の指定」にてデータ化をお試しください。
- フォーマットが統一されていない帳票(非定型):項目抽出の「追加指示」をお試しください。