手書き文字は、人が読み取りやすい文字であれば精度が高くなる傾向にあります。
以下は、実際に精度が向上したケースです。ご参照ください。
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文字の特徴を踏まえた記入をする
0(ゼロ)は縦に長くなるように記入するなど、文字ごとの特徴を踏まえて記入する事で読み取り精度が向上する場合があります。
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文字列は空白を開けずに記入する
Intelligent OCRは前後の文字のつながりを類推して単語に応じた読取結果を返します。 文字列に空白がある場合、Intelligent OCRは単独の文字として識別し、前後の文字とのつながりを類推せずに読取結果を返す場合があるので空白を開けずに記入する事で、読み取り精度が向上する場合があります。
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読み取らせたい文字以外の記入をしない
書き損じや汚れ等によって、誤読する場合があります。読み取らせたい文字以外の要素を読取範囲から除くことで、読み取り精度が向上する場合があります。
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記入する文字は、マス目内におさめる
DX Suite では読取範囲内を水平に左から右、上から下へと読み取りを行います。 そのため文字が斜めに書かれている場合、行検出が適切に行えず(本来1行の文字列を2行と検出してしまうなど)、上手く読取を行えない場合があります。
詳細は「手書き文字が上手く読み取れない場合があります。」をご参照ください。
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適切な濃さの文字で記入する
文字が薄すぎる場合はノイズと判断され、部分的に読み取れない可能性があります。
画像補正にて文字を濃く補正することはできますが、適切な濃さで記入をしてください。
※帳票の状態によって結果が異なるため、確実に精度向上を保証するものではございません。予めご了承ください。
<関連リンク>
[New UI]OCR用にアップロードすると読取範囲がずれたり、画像が歪んでしまいます。