PDFでアップロードの際にエラーとなる場合は、そのPDF内にテキストがデータとして存在し、そのフォントの埋め込みが適切にできていないことや、そのフォントがDX Suite と適合しないことが先ず考えられます。
- 対応していないPDFをアップロードするとDX Suite は以下のエラーを表示します。
紙をスキャンをしたのに、なぜテキストがデータとして残るかですが、複合機の種類のよってはスキャン時に文字部をデータ化する機能が付いていて、その機能がONとなっていると自動的にテキストデータ付きのPDFが生成されます。
- DX Suiteでのアップロード時のエラーを回避するには、複合機の該当機能をオフにしてスキャンをしてください。
- また、既にデータ化されたテキストが含まれるPDFは、AcrobatなどのツールでPNGなどの画像として書き出す(保存し直す)ことで、DX Suite で読み込めます。
参考情報:DX Suite をRPAと連携して利用している場合は、RPAでアップロードの前にPDFを画像に自動変換するステップを入れることで、DX Suite で取り込みができないタイプのPDFのアップロード時のエラーを回避できます。
なお、PDFでアップロードの際にエラーでもう一つ考えられるケースは、PDF内の画像データがJPEG2000フォーマットとなっていることです。DX Suite はJPEG2000には対応しておりません。