Elastic Sorter で仕分けルールに登録している仕分けトレイ(ワークフロー)を差し替えた場合、過去の閾値は引き継がれません。
本記事で分かること
- Elastic Sorter で仕分けトレイを差し替えた際の閾値の挙動について
- 閾値が引き継がれない原因について
- 差し替え後の学習方法と運用上の注意点について
よくあるケース
- 類似名のワークフローをコピーしてカスタマイズ後、置き換える運用をしている場合
- 項目追加や変更が発生する頻度が高い場合
解説
原因
仕分けトレイを差し替えると、システム内部では異なるIDで管理されるため、過去の学習データとの紐付けが失われます。
発生条件
Elastic Sorter の仕分けルールにおいて、既存の仕分けトレイを削除し新しい定義体に差し替える操作を行った場合に発生します。
確認方法
「Elastic Sorter の仕分けルール設定画面」で、以下の点をご確認ください。
- 差し替え後の仕分けトレイが正しく追加されているか
- 古い仕分けトレイがリストから削除済みか
設定方法
仕分けトレイを差し替えた後、閾値を引き継ぐことはできませんが、再度学習させることで精度を高めることが可能です。
- 新しい仕分けトレイを追加した後、再度手動仕分けを繰り返し実施し、学習させてください。
- 仕分け精度を高めるためには、必要に応じて数回の再学習を実施してください。
補足
- Intelligent OCR でも画像差し替え時に学習結果は引き継がれない仕様であるため、Elastic Sorter も同様の動作となります。
- 頻繁な仕分けトレイの差し替えを避けるため、事前に追加項目や修正計画を整理し、更新タイミングをまとめて行うことを推奨します。
- 仕分けトレイ更新は、非本番環境での事前検証を推奨します。