2025年1月14日にリリースした内容をお伝えします。
目次
【追加】条件付きデータ加工「行削除」を追加
表や列を読み取った際に発生する「不要な行」を削除する、条件付きデータ加工を追加しました。
これにより、必要な行のみ出力できるため、後続業務にスムーズに連携することができます。
表や列を読み取る業務が多いユーザ様は、ぜひこの機会にご活用ください。
※「読取範囲の指定」「項目抽出」「項目選択」にて作成したワークフローにてご利用いただけます。
ご利用シーン
以下のようなシーンでご利用いただけます。
例1)商品名が空の行を削除する
詳細な設定方法は「条件付き加工設定の使い方」をご参照ください。
例2)個数または金額のいずれかが空白の行を削除する
詳細な設定方法は「条件付き加工設定の使い方」をご参照ください。
例3)「合計」の記載がある行を削除する
詳細な設定方法は「条件付き加工設定の使い方」をご参照ください。
設定できる条件
「列データへ変換」や「表データへ変換」を実行した後に、指定した条件で行ごと削除し、行を上に詰めます。
指定できる条件は以下の通りです。
- 指定した列が以下の条件の時に、該当のセルが含まれる行ごと削除します。
- 空
- 例)A列が空の行を削除する
- 空ではない
- 例)A列が空ではない行を削除する
- イコール
- 例)A列が「ABC株式会社」とイコールの行を削除する
- イコールではない
- 例)A列が「ABC株式会社」とイコールではない行を削除する
- 指定文字を含む
- 例)A列に「取引キャンセル」を含む行を削除する
- 指定文字を含まない
- 例)A列に「取引キャンセル」を含まない行を削除する
- 指定文字で始まる
- 例)A列が「INV-」で始まる行を削除する
- 指定文字で始まらない
- 例)A列が「INV-」で始まらない行を削除する
- 指定文字で終わる
- 例)A列が「_ERR」で終わる行を削除する
- 指定文字で終わらない
- 例)A列が「_ERR」で終わらない行を削除する
- 2つ以上チェック
- 例)A列、B列のチェックボックスに、2つ以上のチェックがある行を削除する
- ゼロまたは1つチェック
- 例)A列、B列のチェックボックスに、チェックが1つもない、または1つのみチェックがある行を削除する
- 例)A列、B列のチェックボックスに、チェックが1つもない、または1つのみチェックがある行を削除する
- 空
データ加工の順番に関する注意事項
先に「表データへ変換」や「列データへ変換」を行い、後方に「行削除」を設定してください。
「表データへ変換」や「列データ変換」の前方に「行削除」を追加すると、正しく行を削除できないケースがあります。
推奨する順番
例)列データへ変換の後に、行削除を設定
列データへ変換(A列)→ 列データへ変換(B列)→ 列データへ変換(C列)→ 行削除(A列)→ 行削除(B列)→ 行削除(C列)
※詳細な設定は例1をご参照ください。
推奨しない順番
例)列データへ変換と行削除を交互に設定
列データへ変換(A列)→ 行削除(A列)→ 列データへ変換(B列) → 行削除(B列)→ 列データへ変換(C列) → 行削除(C列)
この場合、正しく行を削除できないケースがあります。
【改善】重点補正を「スキャナ補正」と「写真補正」に名称変更
重点補正をONにしている状態を「スキャナ補正」、重点補正をOFFにしている状態を「写真補正」に名称変更しました。
これにより、DX Suite に帳票を取り込む方法に応じて、適切な補正を選択でき、高い精度で補正を行うことができます。
※「読取範囲の指定」にて作成したワークフローが対象です。
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※重点補正をONされていたユーザ様へ 本変更により、従来の補正ロジックが自動的に変更になることはありませんので、ご安心ください。 詳細は「既存ワークフローへの影響」をご確認ください。 |
スキャナ補正とは
スキャナによる微妙なずれや回転、縦横比のゆがみを自動補正します。
以下に当てはまる場合に、ご利用ください。
- 複合機(コピー機)でスキャンした帳票
- FAXで受信した帳票
- PDFや画像(写真データを除く)※
※「PDFや画像」を読み取る際も、スキャナ補正を選択してください。
何らかの理由で微妙な回転やずれが生じた場合に効果的です。
写真補正とは
写真の撮り方によって発生した傾きや、台形にゆがんだ画像を自動補正します。
以下に当てはまる場合に、ご利用ください。
- スマホやタブレットで撮影した帳票
「スキャンした帳票」と「写真撮影した帳票」が混在したファイルをアップロードする場合
スキャンした帳票と、写真撮影した帳票が混在している場合は、以下いずれかの方法でご利用ください。
1.「写真補正」を選択する
写真撮影特有の歪みを補正できるため、効果的です。
ただし、スキャンした帳票に対しては正しく補正ができず、余計な歪みが発生するケースがあります。
2.ワークフローを2つに分ける
より精度を上げる場合は、スキャンした帳票用のワークフローと、写真撮影した帳票用のワークフローを作成し、それぞれのユニットに対して画像をアップロードしてください。
既存ワークフローへの影響
すでに作成しているワークフローは、以下のように文言変更しました。
- 重点補正をONにしていたワークフロー
- 2025年1月14日以降は「スキャナ補正」に文言変更
- 2025年1月14日以降は「スキャナ補正」に文言変更
- 重点補正をOFFにしていたワークフロー
- 2025年1月14日以降は「写真補正」に文言変更
本リリースにて、重点補正をON/OFFにした際の補正ロジックを「スキャナ補正」と「写真補正」という表現に変更し、ご利用される帳票に合わせて選択いただけるようになりました。
本変更により、従来の補正ロジックが自動的に変更になることはありませんので、ご安心ください。
現時点で、以下の「帳票の位置や、読取箇所がずれてしまう場合」にお困りでなければ、必ずしも設定を変更いただく必要はありません。
以下の事象にお困りの場合は、帳票の取り込み方に合わせて、適切な補正設定を選択してください。
帳票の位置や、読取箇所がずれてしまう場合の対処法
事象
ユニットに帳票をアップロードした際に、帳票が上にずれてしまい、帳票の一部が消えた状態でアップロードされるケースがあります。
その場合、帳票全体を読み取れず、読み取る項目がずれてしまいます。
本リリース後の解決策
「スキャナ補正」または「写真補正」のうち、適切な補正を選択してください。
例えば、PCで作成したPDFを「写真補正(現:重点補正OFF)」でアップロードした場合、正しく補正ができず、余計な歪みが発生している可能性があります。
その場合は、「スキャナ補正」を選択した上で、再度アップロードをお試しください。
※上記内容は「デフォルト補正(スキャナ補正・写真補正)」にも記載しております。
その他、データベース負荷を下げるシステム改修を行いました。