Elastic Sorterでは以下のような仕分け精度が低い状態が発生する場合があります。
- 類似しているようには見えないファイルが誤って仕分けられる
- 手動で正しいトレイに仕分け直しても、なかなか仕分け精度が上がらない。
- New UIに移行後のElastic Sorterで旧UIでは精度高く仕分けることができていた形式のファイルの仕分け精度が落ちた。
etc.
これらの場合、以下のような方法をとることで仕分け精度が向上する可能性があります。
方法1. レイアウトが類似する箇所を除去した画像に差し替えたり、特徴量を減らす
Elastic Sorterの仕分けは、帳票の画像のレイアウトや罫線の直線や交点を特徴点とし、特徴点がどの程度一致しているかを元に類似度を算出致します。活字の有無によっても特徴量が変わるため、通常記載されていない部分を空白にすることで余計な特徴点が検出されません。
設定元の帳票画像の特徴量を調整することで仕分け精度が向上する可能性がございます。
方法2. 使用する画像の作成方法を統一する
使用する画像の作成方法を統一することで仕分け精度が向上する可能性がございます。
例:帳票定義設定元のファイルと読取を行うファイルの画像サイズ(ピクセルサイズ)、色の濃淡を合わせる など
方法3. 使用する画像のピクセルサイズを変更する
DX Suiteでは、仕分けに使用する帳票は、色の濃くはっきりしているものを使用してください。また、300dpi 程度の画像ファイルを推奨しており、解像度を調整することで、精度が向上できる可能性がございます。
よくある質問
◆帳票の向きが上下逆さになっているような場合、ElasticSorterでの仕分け時に方向修正されてから、仕分けされますか。またその場合の仕分け精度の向上方法はありますでしょうか。
→Elastic Sorterの仕分けの際に自動回転の補正は行われません。そのため、仕分けの際に正しく仕分けされなかった場合は、画像の向きを正しい向きに修正した上で仕分けをしていただく必要がございます。
しかしElastic Sorter(レイアウト仕分け)ではレイアウトの特徴点(罫線、角、交点)を認識し、仕分けルールに設定されているレイアウトとの類似値により仕分けを行っております。そのため、回転している帳票であっても仕分けを行うことが可能な場合もございます。
◆「ElasticSorterで適切なトレイへ移動する」を手動で繰り返すと仕分け精度が向上する、とありますが、具体的に閾値が変わるのは何回でしょうか。
→閾値の調整については、各帳票により異なっており、具体的に何回という回数については、恐れ入りますが、お答え出来かねますが、通常、仕分け結果の修正により、各仕分けルール内の閾値が調整されるため、仕分け結果の修正をするたびに仕分けの精度が高くなっていきます。
帳票の種類によっては、再仕分けをしても仕分けの精度が上がらない場合もございます。
上記の精度向上方法を取ることで、仕分け結果を改善できる可能性がございます。
*注意事項
ほぼ同一帳票の場合はレイアウト仕分けでは正しく振り分けることができません。
代替案としましては、帳票中に仕分け先を区別できるような項目がある場合は、「キーワード仕分け」をご活用ください。その他、RPA等をご活用の場合は、事前にファイル名などで仕分ける方法をRPAで自動化されている方法や、1か所帳票名などを読み取る定義を作成して、読取結果に応じて改めて読み取りたい定義にアップロードしなおすような運用をしている事例がございますので、ご参考にしていただけますと幸いです。
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