非定型 API V2 請求書モデルでは、2022年12月のアップデートにより、全ての明細項目を取得することができるようになりました。
請求書モデルの基本的な使い方では、classesで指定した個別項目(発行日、請求元会社名などの明細部分以外の項目)と明細項目(予め定義された6種類=No.、品名、数量、単価、金額、備考)を読み取ります。classesを指定しない場合は、全ての個別項目と6つの明細項目が読み取られます。
表内にNo.、品名、数量、単価、金額、備考以外の項目が存在し、それを読み取りたい場合は、以下のclassesを指定します。
classes |
実行される処理 |
invoice_table_all |
全ての明細項目の読み取り |
invoice_table_column_○ |
○列目の明細項目を読み取り |
例えば下の表形式の明細項目を含む請求書の場合、classesの指定の仕方により、取得できる項目が以下の通りに変わります。
No. | 日付 | 品名 | 数量 | 単価 | 金額 | 備考 |
1 | 2022/12/1 | 商品A | 1 | 1000 | 1000 | |
2 | 2022/12/1 | 商品B | 1 | 1200 | 1200 | |
3 | 2022/12/5 | 商品C | 2 | 2000 | 4000 | |
4 | 2022/12/10 | 商品D | 1 | 1500 | 1500 | 特注 |
classes | 取得項目 |
(指定なし) |
全ての個別項目と6つの明細項目 (No.、品名、数量、単価、金額、備考) ※「日付」は予め定義された明細項目ではないため、取得されません |
invoice_table_all |
7列×5行の表内に記載されている全ての項目 ※表外の個別項目は取得しません |
invoice_table_column_2 |
7列×5行の表内の2列目の項目 (日付、2022/12/1、2022/12/1、2022/12/5、2022/12/10) ※表内のその他の項目、および表外の個別項目は取得しません |
※非定型APIの詳細は DX Suite_非定型API仕様書、およびDX Suite_非定型モデル仕様書 をご参照ください