本記事では、5種類のワークフロー作成方法について解説します。
この記事を読むことで、以下について把握することができます。
- ワークフロー作成の種類
- ワークフローを作成する方法
ワークフローの作成方法
ワークフローを作成するには画面左上にある[ワークフロー作成]ボタンをクリックします。
特定のフォルダの下層にワークフローを作成する方法
一度作成したワークフローを、別のフォルダに移動する方法
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ワークフロー作成の種類
「ワークフロー作成」ボタンをクリックすると、「どのようなワークフローを作成しますか?」と表示された画面に遷移します。
カスタム設定では以下4種類の方法を設定できます。
1.読取範囲の指定
帳票上でデータ化したい部分を1つずつ枠で囲み、CSVを出力します。
- 帳票上で、読み取りたい箇所や、読み取り方を詳細に指定することができます。
- 1つのワークフローにつき、対応する帳票フォーマットは1種類のみです。
- 帳票フォーマットごとにワークフローを作成する必要があります。
- 特定のフォーマットの帳票を大量にデータ化したい時に便利です。
- 帳票フォーマットが異なる帳票を読み取りたい場合は、「項目抽出」や「プリセット」をご利用ください。
2.全文読取
帳票上の全ての文字を読み取り、サーチャブルPDF、JSON、CSV形式で出力します。
3.項目抽出
項目抽出を使うと、「全文読取」を用いてすべての文字を読み取る前処理を内部的に行った後、抽出したい項目だけを指定して、データ化することができます。
例えば、抽出したい項目に「資産合計」「資本合計」「特分合計」「特分比率」と入力すると、以下帳票の赤枠の部分だけを抽出することが可能です。
「読取範囲の指定」との違い
- AI が内容に応じた箇所を読み取るため、フォーマットがバラバラな帳票も読み取ることができます。
4.設定インポート
既存のワークフローを取り込み、設定内容を編集することができます。
Classic版を作成した帳票定義を、New UI にインポートをし、編集することも可能です。
Classic版でエクスポート、またはNew UI でエクスポートした設定ファイルをインポートしてください。
なお、上記以外の方法として、プリセットを使ったワークフロー作成も可能です。
読み取りたい帳票を検索すると、プリセットが表示されます。
5.プリセット
あらかじめセットされている読取項目を活用し、CSVを出力します。
イチからワークフローを作成する手間がなく、簡単に設定できます。
プリセットには「項目抽出モデル」と「項目選択モデル」があり、データ化できる項目数や課金方式が異なります(詳細はこちら)。
ワークフロー作成方法の選び方
「読み取りたい帳票の特徴」や「読み取ったデータをどのように活用したいか」などによって、適切なワークフローが異なります。
詳細は「FAQ:ワークフロー作成方法の選び方を教えてください」をご参照ください。
注意事項:ワークフロー名で使えない文字
画面左上のテキストボックスに[名称未設定のワークフロー]と表示されている仮の名称を任意のものに変えてワークフローに名前を付けます。
※なお、以下の半角記号は「ワークフロー名」に使用することができません。
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