「読取範囲の指定」「項目抽出」「項目選択」では、読み取りたい帳票をアップロードする際に、帳票の傾きを自動で補正します。
そのため、横向きの帳票をアップロードした場合も、正しい向きに補正してから読み取ることができます。
自動補正となるため、ユーザ側での操作は不要です。
▼自動補正処理のイメージ
仕組み
読取範囲の指定の場合
帳票定義にてあらかじめ設定した帳票と、読取ユニットにてアップロードした帳票の特徴点を比較しています。
帳票の向きが90度、180度、270度に回転/傾いている帳票や、スキャン時に歪みが発生している帳票を補正して、正しく読み取れるようにします。
※帳票定義作成時にアップロードする帳票は、向きや歪みを自動補正しません。
歪みがない正しい向きの帳票をアップロードしてください。
項目抽出、項目選択の場合
AI にて、正しい帳票の向きを判断して補正します。
※画像の回転(90度、180度、270度)にのみ対応しており、歪んだ画像の補正には対応していません。
自動で補正されない場合
「読取範囲の指定」のユニットに帳票をアップロードした際に、自動で向きや傾きが補正されず正しく読み取れない場合は「重点補正」をご活用ください。