まずは最小限の設定で定型帳票の読取ができるように設定操作に慣れましょう。
Intelligent OCR 画面の表示
ログインするとホーム画面が表示されます。左側のIntelligent OCR をクリックします。
Intelligent OCR の画面構成
フォルダの作成
- フォルダのエリアにあるプラスボタンをクリックします。
- フォルダ名を入力して「作成」をクリックします。
ドキュメント作成
- 作成したフォルダを選んで、右側に表示されるプラスボタンをクリックします。
- ドキュメントを作成画面で「新しい画像から」をクリックします。
- 「ファイルを選択」をクリックして、ベースとなる画像ファイルを選択します。
- JPEG、PNG、TIFF、PDFを選択できます。
- JPEG、PNG、TIFF、PDFを選択できます。
- ファイルを選択したら、ドキュメント名を入力します。(ドキュメント名とは帳票名称となり、後から変更も可能です)
- 「ドキュメント設定へ進む」をクリックすると画像がアップロードされて、帳票設定画面が表示されます。
読取範囲の指定
- 選択したベースとなる画像が取り込まれたら、読取範囲の指定をします。左上の「読取範囲の指定」をクリックします。
- マウスのカーソルが青い点に切り替わりますので、青い点を読取りたい読取範囲の左上(始点)に移動し、クリックします。
*ドラッグをせず、1度だけクリックして、マウスから指を離します。 - フィールドを囲うようにマウスカーソルを読取範囲の右下に移動させ、終点でもう一度クリックします。読取範囲が作成されると枠が緑色になります。
- 作成済の読取範囲を移動するには、読取範囲を選択した状態でドラッグして動かします。
- 読取範囲の左上または右下の角にカーソルを合わせると、十字アイコンが表示されますので、マウスでドラッグすることで位置調整をできます。
- 作成済の読取範囲を複製するには、読取範囲を選択した状態で「ctrlキー+C」を押すと、読取範囲がコピーでき、「ctrlキー+V」を押すとペーストができます。(MACの場合は「commandキー+C」でコピー、「commandキー+V」でペーストができます。)
読取範囲の設定
読取範囲が作成されると画面右側に読取範囲毎に設定情報が表示されますので、必要な設定をします。
- CSVヘッダー名:CSVの1行目に表示されるヘッダー名を入力してください。
- CSV出力先カラム:CSVのどの列に配置したいかを指定してください。(デフォルトではA列から順番に割り当てられます)
- 読取条件の指定:作成した読取範囲に対してOCRを実行するエンジンを選択します。
手書き文字の場合は「指定なし(すべての文字)」、印字の場合は「活字」をまずは選び、読取精度結果によっては他の条件を選び調整をします。- 詳細は「読取条件の種類」をご参照ください。
- 読取テスト:帳票設定に使用した画像が記入済の場合はボタンをクリックすると、対象の読取範囲の読取結果を確認できます。
- ワークフロー:ワークフローの内容と回数を設定できます。
- 詳細は「ワークフローとエントリー・ベリファイ」をご参照ください。
- 削除(ゴミ箱ボタン):設定した読取範囲を削除します。
ヒント:読取範囲の数だけ、読取範囲を指定し、読取範囲を設定しますので、項目が多い場合はあらかじめCSVヘッダー名と出力先カラムを別途整理しておくと DX Suite での設定がスムーズにできます。
保存
- 設定を保存するには、画面右下の「保存」ボタンをクリックします。「保存後の画面遷移先」を確認する画面が表示されます。
- 「保存のみ」をクリックすると、「ドキュメント設定画面」が表示され、引き続き帳票の設定が行えます。「一覧画面へ戻る」をクリックすると、設定画面が閉じて「フォルダ」画面が表示されます。
帳票の設定はXMLデータとしてエクスポートとインポートができます。詳細は「設定ファイルのダウンロード」と「設定ファイルから」をご参照ください。